“ただのアニソン誌じゃない”「リスアニ!」を買ったぞ!読んだぞ!

アニソン専門誌「リスアニ!」創刊号レ

表紙から裏表紙から並々ならぬ熱を発するアニソン雑誌「リスアニ!」創刊第1号を購入しました!
私の行った店には発売日なのに店頭に2冊しか無かったです。あぶないあぶない。


なにぶん、オトナアニメと同じ版型でオトナアニメよりも厚くて、
内容もギッチリ文字ばかりという濃さなため、まだ全部読んでないんですが、
表紙とかには載っていないものも含めてピックアップして紹介します。


表紙と裏表紙はどちらも今期スタートで「音楽」をテーマにした「けいおん!!」と「Angel Beats!」が目印。
それぞれ「けいおん!!」は作品レビュー、秋山澪日笠陽子小森茂生Pインタビュー、
Angel Beats!」は麻枝准Lia多田葵、marina、LiSAインタビューと特集してます。


目玉と言えばやはり書き下ろし楽曲のCDが1枚付いてきてしまう「新人発掘プロジェクト」。

ニコニコ動画で人気を集める女子中学生(!)ユニット「アリス☆クララ」は、
本書で初めて知りましたが、
中学生でありながら中学生の等身大性を表現できる才能に絶句。
楽曲も良いし、イラストもキュート。
レーベルからイチ押しされてデビューってほどではないけれど、これはかなり恵まれたデビューに間違いない。


麻枝准インタビューを読んで、月並みだけど麻枝准のすごさの一端に触れられて良かった。
表現者として、文字と音楽の両方を使いこなせるというのは、相当な武器だと思う。
文字と音楽、それぞれの魅力を最大限に引き出して世に送り出すことができるのだから、
表現者としてこれほどのアドバンテージは無いと思う。
Angel Beats!」は、そういうすごい人が己の才能を傾けて挑んでいる作品だということがひしひしと伝わってくるので、本編ともどもしっかりと受け止めたいと思いました。


あと個人的に取り上げておきたいのは、アニソン業界の「送り手」の話。
アーティストや声優のみなさんのような「作り手」とはまた違った視点で「アニソン」を取りまく現状を捉えていて、とても興味深い記事でした。
特にNHKMUSIC JAPANプロデューサー石原真氏のインタビューは、番組で取り上げていきたいことや、アニソンのクオリティが高くなっている背景についてなどなど、縦横に語っていて読み応えがあります。
「アニソン業界座談会」も、多様化するアニソンシーンにどうやって訴えていくか、ニコニコ動画をどう思ってるかなど、こちらも面白い話が読めるのでおススメです。


もちろん、アーティストや声優さんのインタビュー、レビューも充実。
表紙に載ってないところでは、小林ゆう竹達彩奈巽悠衣子、DOES、HIMEKA、水野佐彩ROOKiEZ is PUNK’DRASMUS FABERMay’nなどなど。
あ、見知ったように書いてますが、ここで初めて知る人もいます。


とにかく、ポップな表紙とは裏腹に、アニソンの「今」が凝縮された濃い内容のアニソン雑誌「リスアニ!」は、近所の本屋で絶賛品切れ中!
たくさん売れればアリス☆クララの魅力がもっと広がりますよ!


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