獣の奏者エリン

「電脳コイル」「テレパシー少女 蘭」に続く新番組は「獣の奏者エリン」。
原作は小説。
前二作が、ターゲットと同年代の少女を主人公とした現代劇であったのに対し、こちらはファンタジー世界の物語である。

日本語を勉強する人とは関係ない。

戦で使役される巨大で獰猛なトカゲ（?）の獣「闘蛇」。その闘蛇を育て、世話をする役目を担っているアケ村に、緑の髪と瞳をもつ「霧の民」の母子が住んでいた。
母ソヨンは、村の内外でも有名な腕の立つ闘蛇の医術師だが、よそ者であるため村人たちとは距離を置かれている。
娘のエリンは、そんな母に憧れる、好奇心旺盛な少女である。
これと決めた事に対しては、周りが見えなくなるほどの行動力を見せる。

エリン役にはCMなどで活躍する「星井七瀬」を起用。
何代目かの「なっちゃん」である。
正直、こういう「声優以外の芸能人」がキャスティングをされると、“なんとか姫”みたいにガタガタになりやしないか（ましてや少女の役である）心配でしょうがなかったけど、杞憂だった。
純粋でまっすぐなエリンのキャラクターがよく表現されており、声優初挑戦とは思えないハマり様である。

うむ、なんというか、相変わらずこの枠は安定していて良いです。

OPはスキマスイッチとか、NHK教育然としてないチョイスがまたすごいね。

「獣の奏者エリン」は、毎週土曜午後6時25分〜。
MAJOR見たらチャンネルそのまま。
NHKだから再放送のチャンスも多いぞ多分。