SF設定がカタルシスを生む“仕掛け”として機能する「いばらの王 KING of THORN」
近未来。致死率100%の新型ウイルスが世界中に広まり、人類はその脅威に震撼していた。
感染した者は全身の細胞が硬化したのち死にいたることから「メドゥーサ」と名付けられたそのウイルスに対し、人類は有効な治療法を見出すことができていなかった。
そんな世界規模での混乱が続く中、大手化学企業「ヴィナスゲイト」は、コールドスリープによって少数の感染者を治療法が開発されるまで眠らせておく計画を発表。公募により160名が選出された。
メドゥーサによって両親を失ったカスミは、付き添いで同行してきた双子の姉シズクとともに、「コールドスリープカプセルセンター」に向かうバスに揺られていた。二人ともメドゥーサに感染しているにも関わらず、姉ではなく自分が選出されてしまったことに負い目を感じながら…。
NHK教育アニメの正当後継者「エレメントハンター」
2029年。世界各地で「元素が消える」という謎の現象が起こり始める。
どうして、いつ、どこで、何の元素が消失するのか。それらは全くわからなかった。